石垣焼窯元 美しい沖縄の陶芸

石垣焼窯元

石垣焼窯元イシガキヤキカマモト

沖縄の八重山諸島にある、石垣島。
美しいブルーの海近くに工房を置くのは、石垣焼窯元です。
石垣焼は「よろん焼」から暖簾分けして生まれた、金子晴彦さん率いる窯元。最も得意とするのは陶器とガラスの融合を叶えた幻想的なうつわたち。石垣島の海のような澄んだブルーはファンも多く、海外からも人気を集めています。フランスのアート展「サロン・レベラッション」や国際見本市などにも出品、SNBAフランス国立美術協会主催の「カルーセル・ルーブル展」では陶芸史上初の金賞受賞を果たしました。

『石垣焼窯元のある石垣島の地名、「石垣」をもっと世界のたくさんの人に知ってほしい。』
そんな想いをこめ、石垣焼窯元は新たな表現に挑戦し続けています。


石垣ブルーの景色を楽しむ!アートなうつわ

しっとりとした光沢を放つ油滴天目と、幻想的なブルー。今、世界から注目を集めている沖縄の陶芸をご存知でしょうか?青い海の近くに工房を構える、石垣焼窯元のご紹介です。

陶器とガラスの融合が魅せるもの

今や年間10万人もの観光客が訪れるという石垣焼窯元。
多くの人々を惹きつける、やきものの魅力とは何でしょうか。石垣焼の特徴を2点ご紹介します。

  1. 澄んだブルーとエメラルドグリーン

    美しいブルーと柔らかなグリーンの発色は沖縄の海のよう!一つひとつのうつわに異なる景色を映し出します。
    365日表情の異なる石垣島の海のように、世界に一つだけのうつわの景色をお楽しみいただけます。

  2. 油滴天目の美しさ

    陶芸好きやお茶に通じている方はもうお気づきのことでしょう。
    石垣焼のガラス質を囲むのは、しっとり輝く油滴天目(ゆてきてんもく)です。

    油滴天目とは、漆黒の釉に銀色に輝く斑紋(はんもん)が浮かび上がるうつわのこと。油の滴(しずく)のように輝くことから、このように呼ばれています。

    石垣焼窯元ならではの表現といえば、ガラスと陶器の融合。
    ガラスと陶器は収縮率が異なるため、困難な技術を要します。1970年代、異素材を合わせた制作を始めた頃には、200枚中1枚しか成功しないこともあったのだとか。

    現代では成功率も上がってきたという石垣焼。
    油滴天目の中に澄んだブルーが浮かぶ石垣焼は、ガラスと陶器の融合させることで幻想的で美しさを表現しています。

海外の美術館や要人からの視線も熱い!

金子晴彦さんの作る石垣焼は、上皇上皇太后両陛下も天覧の際、お買い上げになったという逸品。フランスの美術展「サロン・デ・ボザール」や「サロン・レベラッション」への出展、デンマークデザイン美術館やギメ東洋美術館、チューリッヒデザイン美術館への収蔵など、近年では海外においても高く評価されています。モロッコの国王、ムハンマド6世陛下もお買い上げになったのだそう!

石垣焼は沖縄のお土産・ギフトにもおすすめ

沖縄のやきものは沖縄の言葉で「やちむん」と呼ばれています。
おしゃれな「やちむん」は沖縄観光のお土産にとっても人気!石垣焼はお皿のほかにも酒器や湯呑、タンブラー、アクセサリーまで色々♪あなただけのお気に入りがきっと見つかることでしょう。石垣島を訪れた際には陶芸体験に参加されるのもおすすめです!

他にも「やちむん」をお探しの方にはコチラもおすすめ!