山形鋳物の急須で日本の趣を感じるひとときを 鋳心ノ工房
[鋳心ノ工房]ティーポット・カップ・ソーサー
- 送料無料
- オリジナルセットあり
- 別売化粧箱あり
- 日本語の説明書付き
- 英語の説明書付き
シンプルモダンの代名詞 山形鋳物のおしゃれなティーポット
シンプルで、シックで、モダン。
鋳心ノ工房のティーポットはそんなティーポットです。
保温性がよくて、注ぎ口のお湯切れもいいから機能面も文句なし。
あなたのティータイムをより豊かに演出する
山形鋳物のティーポットをご紹介します。
モダンな空間に合うティーポット(急須)を求めて
「お茶の文化は深い」
日本に住んでいれば、お茶を飲まない生活というのは考えられないのではないでしょうか。
緑茶にほうじ茶、玄米茶、麦茶に烏龍茶、紅茶などなど。フレーバードティーなども合わせるとその種類はまさに無限大ですね。
美味しいお茶を飲みたいと思ってとっておきの茶葉を用意したら、次はティーセットの出番。とっておきの茶葉にはとっておきのティーポットとカップを用意して、とっておきのティータイムにしたいですよね。
でも、ここで問題が。素敵なティータイムに似合うティーポットや急須とはどんなものでしょうか?
いわゆる急須だと「ティータイム」というより「お茶」になってしまう。
「急須でありながらもティーポットと呼べるくらいにおしゃれなものがいいな。」
「しかも日常的に使える機能的なものがほしい。」
そんな思いから、バイヤーのモダンな雰囲気に合うティーポット探しが始まりました。
そして出会ったのが、鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)で作られた山形鋳物のティーポット。スタイリッシュでモダンなデザインはもちろん、このティーポットには美味しくお茶を淹れる秘密がたくさん隠されていました。シックでモダンな鉄のティーポットの魅力をご紹介させていただきます。
シンプルモダンな山形鋳物のティーポット3種類
当店でお取り扱いさせていただいている鋳心ノ工房のティーポットは3種類×2サイズ。鋳心ノ工房のティーポットは、日本の代表的な文化である茶道の重要な道具の一つである茶の湯釜の技法を使い、現代のライフスタイルに合わせてモダンにデザインした逸品です。それぞれの特徴をご紹介させていただきます。
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圧倒的人気No.1!コロンとしたかわいい鉄器のお急須 丸玉(まるたま)
3種類の中でもダントツで人気なのが丸玉です。
丸玉は玉(ぎょく)をイメージし、手の平に納まる掌(たなごころ)をかたちにしました。玉とは宝石や特に優れて美しいものを指します。また掌はそのまま手のひらの意味。
名前の由来の通り、手のひらで包んであげたくなるような可愛らしさです。鉄器の急須というと、ごつごつしていて無骨なイメージがあるかもしれません。
しかしこの丸玉は「急須」というより「お急須」。鋳心ノ工房の鉄器は思わず「かわいい!」と言ってしまうほどお洒落で可愛らしいフォルムが特徴です。コロンとしたティーポットは両手で包むと、手作りの鋳肌ならではのあたたかさを感じられます。鋳物の独特のすべすべ感にやみつきになってしまうかも。うれしい2サイズ展開
サイズはS(0.4ℓ)とL(1.1ℓ)の2タイプ。
Sサイズは写真で見るよりもきっと小さく感じると思います。両手にすっぽりと包めるまさに掌サイズです。重さも862gと、当店のラインナップで一番軽い。小さいながらも鉄なのでずっしりとした重みが手に伝わってきます。
一方Lサイズは1728gとかなりの重量感。Sサイズよりはふたまわりくらい大きいサイズです。非力な私には、Lサイズのティーポットで注ぎ続けるのはちょっとしんどいかも・・・。でも一度にたくさん作れるので、たくさん友達を呼んでティーパーティーを開くときや、何時間も集中して作業したいときなどにはちょうどいいサイズかと思います。鉄のティーポットは保温性も高いので、時間が経っても温かいお茶が楽しめますよ。
大きさによってその雰囲気は変わりますので、人数や用途によって選んで下さいね!丸玉の人気のヒミツは、そのかわいらしい見た目の他にも。急須としては珍しい、つるが二本あるタイプとなっているのです。2本まとめて片側へ倒すことはできませんが、二つをそれぞれの方向へ開ききることができるので、食器棚にしまう時にも便利です。つるが二本なので、手が大きい方はお好みの幅に弦を開いて使うこともできますよ。
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スタイリッシュなティーポットならこれ! 丸筒(まるづつ)
丸筒は茶入れの棗(なつめ)をイメージしました。棗とは、お茶の粉を入れる容器のこと。棗の実に形が似ていることからこの名前になりました。
すっと立ち上がる姿は、計算され尽くしたモダンなデザイン。洋風のコーディネートにも合いますね。丸筒は、ティーポットとしてはもちろんなのですが、酒器として使うのにピッタリのデザインです。
鉄のティーポットは外部の熱を伝えにくいので、茶こしを抜いて温めたお酒を入れるとちょうどよい温度を長く保ってくれます。逆にお酒を冷蔵庫で冷やして冷酒を入れても冷たいお酒を長く楽しめますよ。
ちょっと疲れた日の晩酌やいつもよりまったりと過ごせる日のお酒こそ、酒器からこだわってみては?普通の陶器のとっくりよりも雰囲気が出ますよ。うれしい2サイズ展開
丸筒もサイズはS(0.45ℓ)とL(1.1ℓ)の2タイプ。
丸筒Sの重さは869g。持った感じだと少しだけ丸玉よりも重く感じます。丸玉を「かわいい」と形容するなら丸筒は「きれい」なティーポットといったところでしょうか。たたずむ姿もどことなく洗練されています。
Lサイズは重さ1729gと、ほぼ丸玉のLと変わりません。はじめて丸筒Lのティーポットの箱を見た時は「こんなに背が高いのか!」と思いましたが、開けてみると安全のために箱に余裕をもって入れてあるようで、急須自体はそこまで間延びした印象はありませんでした。背の高いデザインなので、テーブルに置くと一気にコーデに立体感が生まれます。
丸筒の取っ手も二本ついていて、両側に倒せるようになっています。弦を倒した姿はなんとなく愛らしいです。
「かっこいい鉄のティーポットが欲しい!」という方に断然おすすめなのが、スタイリッシュなフォルムが特徴の丸筒。鋳物の重厚感と相まって、そこに置いてあるだけで空間に程よい緊張感をもたらすモダンなティーポットです。
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伝統美を感じさせるデザイン 平つぼ(ひらつぼ)
平つぼは茶壺をイメージし、丸筒、丸玉に比べ少し大振りのかたちが特徴のティーポット。鉄の急須というとこの形を思い浮かべる方が多いかもしれません。
急須というよりも鉄瓶のような雰囲気です。たっぷり入るのでたくさん人を呼んでティータイムを開くのが好きなお方には断然平つぼがおすすめです。うれしい2サイズ展開
サイズはS(0.7ℓ)とL(1.4ℓ)の2タイプ。
平つぼはSサイズでも1㎏超えの1394g。たしかにしっかりと重量感はありますが、丸玉・丸筒に比べて太めの安定感のあるつるが付いているので持つのが大変ってほどではありません。ご安心ください。
平つぼのLサイズは当店のラインナップで最重量の2185g。どっしりとした構えで荘厳な雰囲気さえ感じます。たくさん一度に注ごうと思うと手が疲れてしまうかもしれませんので、少しずつ休憩しながらがいいかもしれません。むしろその余裕のある所作が美しくも見える、そんな素敵なデザインです。
平つぼは低めの重心で、安定したフォルムが人気のデザイン。伝統的な美しさを継承したデザインはモダンで上品なティーポットをお探しの方にお薦めのデザインです。
3種類それぞれに特徴がありますが、実はどれも様々な食器とも合わせやすい、コーディネート上手なフォルムです。
コロンとかわいい丸玉。スッときれいな丸筒。そしてしゃんと趣ある平つぼ。あなたのお好みの急須はどれでしょうか。
鋳心ノ工房の鉄のティーポット 4つの魅力
こちらの鉄の急須は日本でも海外でも人気のロングセラー商品。なぜこんなにも私たちを魅了するでしょう。鋳心ノ工房のティーポット、その魅力に迫ります。
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鋳物のティーポット(急須)がお茶を美味しくする
鋳心ノ工房の代表作である山形鋳物のティーポット(急須)。すでにご紹介させていただきましたが、鋳物のティーポットのよいところは、まず丈夫で保温性が抜群なところです。山形鋳物のティーポットは注いだお湯の温度を保ち、茶葉の味と香りを、じっくりと抽出してくれます。また、保温性が高いためティータイムに淹れたお茶は、おしゃべりに花を咲かせていても冷めません。
さらに、丁寧に仕上げられた注ぎ口は、お茶の切れ味が良いのも特徴。注いでいて気持ちがよいものです。
ティーポットの外側は鋳肌の美しい鉄ですが、内側はホーロー加工が施してあるためツヤツヤつるつる。ホーロー加工によって中は錆びにくく、汚れも落ちやすいのでお手入れも簡単です。
鉄のティーポットだから保温性抜群。そして中はホーロー加工がしてあるので錆びない。鋳心ノ工房のティーポットで美味しいお茶が気軽に楽しめるのには、こんな秘密が隠されていたんですね。
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見事なデザイン性と機能性の融合
山形鋳物は日常生活で使われるいわゆる日用品を多く作っています。たとえ見た目が良くても使い勝手が悪くては日用品の機能を果たせませんよね。また、日用品はいつも目につくものであるから、見た目の美しさも重要。いつも使うものだからこそ、おしゃれなものに囲まれていたいというのが乙女心ですよね。(笑)
鋳心ノ工房のプロダクトは、デザイン、機能性のどちらかに偏る事無く、デザインと機能性が見事融合しています。商品はひとつひとつ素材や製品の本質を見極めて製作されています。
それはクリエイターである増田氏が、デザインとは「グッドクオリティ(良質主義)」と「ファンクション(機能)」の一体であると考えているから。ティーポットの優れた保温性や、お湯切れの良さ、佇んでいるだけで美しいフォルムは、デザインと機能性の融合を考えて作っている鋳心ノ工房だからこそなし得る技なのです。鉄のティーポットは2013年、2015年グッドデザイン賞受賞
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鋳心ノ工房の「ティーポット・丸筒」と「ティーポット・丸玉」は2013年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞。また、2015年度には「ティーポット・平つぼ」が同じくグッドデザイン賞を受賞しました。
グッドデザイン賞はデザインによって暮らしや社会をよりよいものにしていくため、1957年から開かれている歴史あるデザインコンペティションです。
2013年、丸筒と丸玉が受賞したときには以下のような講評をもらっています。
「伝統的な素材感を活かしながら現代的な造形をもつ鉄鋳物の急須である。ディテールには手作業を多く施して、手にとると大切に作られた高い品質感が伝わってくる。両開きのハンドルはあっさりしているが実用品の印象を与え好感が持てる。」使いやすさが実現されている点が高く評価されたのですね。ティーポットは本体、蓋、ハンドルの3つのパーツで構成されています。使い勝手を考え、ハンドル(取手)が両方向へ開くようにしているため、茶葉やお湯を注ぐ時に便利です。また、注口(そそぎぐち)は水切れの良さを追求して厚みを薄くし、使い勝手を重視しています。
鋳物は砂型で複数の製品を反復してつくる技術。その後のバリ取り、口づくり、穴あけ、ホーロー仕上げなど、でき上がった製品を仕上げる細かな作業がクオリティを左右します。作業の大部分が手作業のため出来上がった一つ一つの製品が手づくりの一品です。
グッドデザイン賞受賞ではデザインと手作業との融合が評価されました。
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豊富な商品ラインナップ
鋳心ノ工房のティーポットは、3タイプ×2サイズと豊富なラインナップも魅力のひとつ。好みの形や用途に応じてベストのものを選べますよね。職人さんの丁寧な仕事に加え、使い手のニーズや要望によって揃えられた豊富なラインナップは、質と機能の一体を大切にしている鋳心ノ工房だからこそ。
SサイズとLサイズだと人気なのはSサイズですが、家族の多い方やお友達を呼んでお茶会やティータイムを開くのがお好きな方はLサイズを選んで行かれます。
自分のライフスタイルや好みによってお気に入りの逸品を見つけられる魅力的で嬉しい商品展開ですね。 -
薄肉美麗の山形鋳物の素材感
「薄肉美麗…なんて読むんだ?」と思いますよね。こちらは「うすにくびれい」と読みます。山形鋳物の特徴の一つで、薄くてきめが細かく、繊細で美しい鋳肌をしています。ほかの産地に比べて高度の高い鉄を使用しているからできる技だそうですよ。
鋳心ノ工房のプロダクトはまさにこの薄肉美麗を実感できるものばかり。
スッキリとしたフォルムを実現する薄さ。
そして見る角度によって絶妙な艶も帯びる鋳肌の美しさ。
これこそが山形鋳物の特徴であり、鋳心ノ工房のティーポットの大きな魅力の一つです。
世界でも類をみない素材感が、見るものを惹き付けてやみません。950年の歴史を持つ伝統工芸「山形鋳物」とは
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山形鋳物(やまがたいもの)は今から約950年前の平安後期、源頼義(みなもとのよりよし)軍と一緒に山形にきた鋳物職人が、馬見ヶ崎 (まみがさき) 河原の砂や付近の土質が鋳物の「型」に適することを発見し、この地に留まって鋳物づくりを始めたことがきっかけです。
約600年前には斯波兼頼(しばかねより)が霞ヶ城(かすみがじょう。もしくは山形城)を築城し、この時、斯波兼頼から鋳物御用を申付けられ、鋳物師9名が献納したという記録が残っています。つまりお殿様から命じられて鋳物を奉納した、ということですね。江戸時代に入ると、城下町再編によって鋳物職人は職人町に集められ、銅町(現在の山形市銅町)がつくられました。このころ、足踏み式たたらを導入し、梵鐘や灯籠など大型の鋳物が作られるようになりました。これが山形鋳物の産地としてのスタートです。
山形鋳物の特徴は「薄肉美麗(うすにくびれい)」と呼ばれる伝統的な薄肉鋳物製造技術と鋳肌の美しさ。南部鉄器とは異なる繊細さが特徴で、全国有数の鋳物産地として昭和50年、国の伝統的工芸品に指定されました。
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山形鋳物と南部鉄器の違いとは?
鉄器の産地と言うと南部鉄器を思い浮かべると思いますが、山形鋳物と南部鉄器、その違いは何なのでしょうか。
南部鉄器と山形鋳物は大きく産地とデザインが異なります。
南部鉄器は南部藩(岩手県の盛岡)を中心に伝わる鉄器です。岩手県には釜石という鉄の産地があり、また南部藩が有力な鋳物師を藩の御用鋳物師として抱えていました。
デザイン面での南部鉄器の特徴は、華やかな装飾がされていること。アラレと呼ばれる代表的なデザインから、近年ではカラフルなものまでデザインは華やかで様々。藩に大事にされていたという歴史からも豪華なデザインが伝わっていたということが見受けられますよね。華やかな急須は海外でも人気となっています。
一方、山形鋳物も歴史は古く高い技術を持っていましたが、鉄の産地が近くに無かった事、また鋳物師に対する最上藩の庇護が南部藩ほど無かった事が、全国的に見て山形鋳物の知名度が南部鉄器程高く無い理由だと考えられます。
デザイン面では「薄肉美麗」の言葉に代表されるように、シンプルで鋳肌の美しさが際立っていることが山形鋳物の特徴です。シックなデザインが好きな方から熱い支持を頂いています。
(さらに詳しくは「南部鉄器と山形鋳物?」の記事をご覧くださいませ。)
南部鉄器のティーポットならコチラ!
当店では南部鉄器のティーポットもご紹介しております。Rojiの鉄のティーポットは華やかでカラフルな南部鉄器らしいティーポット。色も形も様々です。
シックな山形鋳物の急須か、華やかな南部鉄器の急須か、ぜひ比較してみてください。
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鉄瓶と鉄の急須の違い
さて、鋳物と聞くと南部鉄瓶のように「鉄瓶」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、鋳心ノ工房のティーポットは「急須」。鉄瓶とは違います。鉄瓶と思って使用すると思わぬ破損の原因ともなりますので、こちらでその違いを簡単に説明させていただきますね。
まず鉄瓶はわかりやすく言えば「やかん」です。つまり、お湯を沸かすためのもの。直火にかけて、お湯をぐつぐつと沸かすために使います。
直火にかけても大丈夫なように、鉄瓶の内部にはホーロー加工がされていません。「鉄瓶でお湯を沸かすと鉄分がとれる」ということを聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それは内部も鉄でできているからなのです。
一方鉄のティーポットは「急須」。茶こしが付いています。茶葉をいれて、お湯を注ぎ、湯呑みやマグカップにお茶を注ぎます。
急須はやかんと違い、長時間お茶を入れっぱなしにするもの。なので、内部が錆びてしまわないように、ティーポットの内部はホーロー加工されています。このホーロー加工は直火にかけると割れてしまったり傷んでしまうので、ティーポットを直火で使用することはしないでくださいね。ティーポットを温める時には、キャンドルウォーマーをご利用ください。
鉄瓶をお探しならコチラ!
「鉄瓶でお湯を沸かしたい!」という方には、2ブランドの南部鉄瓶をご紹介いたします。
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東屋の水沢姥口鉄瓶
一つは東屋の水沢姥口鉄瓶(みずさわうばぐちてつびん)。シンプルで洗練されたデザインで、国内外問わず大人気の商品です。こんなにシンプルですが、南部鉄器の南部鉄瓶です。
一度に数個しか入荷せず、次回入荷がいつになるかも分からない商品なので、在庫があるときがチャンスですよ!
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Rojiの南部鉄瓶
もう一つはRojiの南部鉄瓶。こちらは南部鉄瓶らしくアラレもしくは編み目の装飾が施されています。伝統的な南部鉄瓶がお好きな方はRojiの鉄瓶がおすすめですよ。
鉄瓶でお水を沸かすと鉄分補給になりますし、お水を美味しくしてくれます。鉄瓶でお湯を沸かして、そのお湯を使って鉄のティーポットでお茶を淹れたらきっとこれまでにない美味しいお茶と素敵なティータイムになることでしょう。
鉄瓶とティーポットを使った詳しいお茶の淹れ方は「おいしいお茶のいれかた」ページでご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
山形鋳物のブランド、鋳心ノ工房とは
鉄の急須を作っているのは「鋳心ノ工房」です。鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)とは、山形県山形市に位置する山形鋳物のCASTING STUDIO(鋳造工房)です。増田尚紀(ますだひさのり)氏のデザインで、日本に伝わる鋳物の伝統美を今日の生活様式に提案しています。
コンセプトは、「伝統工芸は本来は決して保守的なものではなく、その時代においては極めて革新的な、ハードとソフトを合わせ持ったもの」。
これを元に、工芸が人々の暮らしに潤いを与える生活道具となるよう、ユニバーサルなデザインの製品を制作しているブランドです。
そのデザイン性と技術力の高さから、鋳心ノ工房のアイテムはニューヨークの近代美術館(MoMA)など世界各地の美術館に収蔵され、また多くの権威ある賞を受賞しています。
デザイナー、そして鋳造家である増田尚紀氏
今でこそ伝統工芸品とデザイナーがコラボレーションしたブランドは多々見られるようになりましたが、増田尚紀(ますだひさのり)氏はその先駆け的な存在。自らがデザイナーであり、職人でもあります。こちらのティーポットをデザインしたのももちろん増田尚紀さん。鉄のティーポットの底をよく見ると、さりげなく「尚」という文字が刻印されています。
増田氏は静岡に生まれ、武蔵野美術大学でデザインを専攻。大学卒業後、武蔵野美術大学教授でありデザイナーの芳武茂介(よしたけもすけ)氏のアシスタントとし全国各地の地場産業のデザイン開発を手がけました。
1977年山形市に移り住み、20年間にわたり、山形鋳物の老舗である菊地保寿堂にて自身のデザインによる「WAZUQU(わずく)」ブランドを確立しました。
1997年には独立し「鋳心ノ工房(ちゅうしんこうぼう)」を設立。日本に伝わる山形鋳物の伝統美を今日の生活様式に提案し、日本、そして山形を世界トップレベルの鋳物産地にするべく、国内海外を奔走しています。
鉄のティーポットにピッタリ!山形鋳物のソーサーとモダンなカップ
鉄のティーポットはテーブルの上での存在感が抜群。その分、どんな食器と合わせればよいのか不安になりませんか?そんなあなたのために、鋳心ノ工房からは、鉄のティーポットにピッタリの鉄の茶托(ソーサー)と波佐見焼の湯呑み(ティーカップ)も出ているのです!
コーデを一気にシックに!鋳物のソーサー
ソーサーは、とても珍しい山形鋳物のソーサーです。鋳物でできたソーサーは、やさしい曲面と砂肌を生かしたテクスチャーが美しい茶托。端正な印象の正方形と、流れるようなデザインが素敵な長方形の二つがあります。
シンプルな鋳鉄のソーサーなので、お手持ちの湯呑みやティーカップと合わせると一気にシックな雰囲気になりますよ。中心部の丸いへこみは正方形も長方形も直径4.5㎝なので、4.5㎝以上の底の湯呑みやカップは落ち着きが悪くなってしまいますのでご注意くださいね。
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つるんと滑らか。波佐見焼のカップ
山形鋳物のティーポット、そして鋳物のソーサー(茶托)にぴったりなのが磁器のティーカップ(湯呑)。ティーカップは長崎県の波佐見焼です。波佐見焼特有の美しい白磁が楽しめます。透明度の高い白色は飲み物の色をよりきれいに見せてくれますよ。
ティーカップは、「まる」と「だえん」の2タイプ。どちらもコロンとしたフォルムが可愛らしい、手のひらに納まる掌(たなごころ)のかたちです。より可愛らしい雰囲気がお好きな方には「まる」、スッとスマートな雰囲気がお好きな方には「だえん」がおすすめです。実はティーカップの裏にも増田尚紀氏の名前が入ったロゴが書かれているんですよ。
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鋳心ノ工房のおしゃれなティーポットはプレゼントにもおすすめ
洗練された重厚感が魅力的な鋳心ノ工房のティーポット。美しい日本の伝統工芸品を大切な方に贈りませんか?使えば使う程に愛着の湧く山形鋳物のティーポットは、結婚のお祝いや結婚記念日のお祝い、内祝い、新築祝いや引越し祝いにおすすめです。また、母の日や父の日、敬老の日、お誕生日のお祝いやご長寿のお祝いにもおすすめ。ほっこり温かなお茶で体を温めたくなる冬のクリスマスプレゼントにもぴったりです。
ぜひ紅茶や緑茶、ほうじ茶など、お茶の好きな方のお手元に。鋳心ノ工房のティーポットはあなたの大切な方のティータイムを、さらに素敵なひと時に演出してくれます。
海外・外国の方へのギフトにも安心な英語の説明書付き
日本デザインストアでは、海外発送も承っております。鋳心ノ工房のティーポットは実際に外国の方からもご注文の多いお品物。
なんと、イギリスのとある5つ星ホテルに納品した実績もあるんですよ!世界中の方がこの鉄のティーポットでティータイムを楽しんでくれていると思うと、とても嬉しいです。
「日本の急須・ティーポットを贈りたいけど、使い方が分かるかな?注意してほしいことをうまく伝えられない。」そんなご心配はございませんか?
でも、ご安心ください。当店では鋳心ノ工房の鋳物製品に関するオリジナルの英語の説明書をご用意いたしました。ご希望の方に「鋳心ノ工房のティーポット」または「鋳心ノ工房のソーサー」の説明書をお付けいたします。
ご入り用の場合は、ご購入手続きへとお進み頂いた際に最後に表示されます「その他お問い合わせ」の入力欄に『鋳心ノ工房 英語の説明書希望』とご入力くださいませ。お品物に合わせて説明書を同梱いたします。
※説明書は鋳心ノ工房のティーポットやソーサーの「鋳物製品」にお付けし、カップ(湯呑み)などの「磁器製品」にはお付けいたしかねます。予めご了承ください。
シックで、モダンな雰囲気で日本からも海外からも大注目の鋳心ノ工房のティーポット。落ち着いた雰囲気の鉄のティーポットで、いつものティータイムをちょっと素敵にしませんか?
モダンなティーポットはメディア掲載実績も!
伝統的でありながらもシンプルでモダンな鋳心ノ工房はメディアで取り上げていただくこともしばしば。実績の一部をご紹介します。
- ・雑誌「monoスペシャル 職人モノ」にてティーポット丸筒/ティーポット丸玉、いものケトルM/Lが紹介されました。
- ・雑誌「ほんもの暮らし」ダイジェスト版に掲載されました。
- ・雑誌「WEDGE」「逸品への誘い」コーナーで、"伝統と現代の融合"であると紹介されました。
あの女優さんが使用!?テレビドラマとタイアップ
日本デザインストアは雑誌などのメディアに商品を掲載していただくほかにも、映画やドラマの撮影の小道具として商品のタイアップもしております。
こちらの鋳心ノ工房のティーポットはフジテレビ系連続ドラマ「嫌われる勇気」(2017年1月毎週木曜夜10時~全10回)にて、ヒロインの愛用する茶器セットとして商品提供した商品なのです。あの女優さんがあのドラマで使っていたものと同じものを使えるかも?ティーポットのタイアップについて詳しくは『ドラマ「嫌われる勇気」に茶器セットを提供いたしました』をご覧ください。
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その他にもおしゃれな急須・ティーポットをご用意しております
鋳心ノ工房のティーポットの他にもおしゃれなティーポットや急須をお探しなら、日本デザインストアでは様々な急須やティーポットをご紹介しております。南部鉄器の「Rojiのカラーティーポット」や、フラットなデザインがおしゃれな「224porcelain SUIシリーズ 急須・土瓶」、グレーの色味がおしゃれな「セラミックジャパンのモデラートシリーズのティーポット」など。さまざまな素材のものからお好みのものをお選びくださいね。
ご注意事項
- ※素材を傷める原因となりますので、電子レンジ・食器洗浄機のご使用はお控えください。
- ※ご使用始めの2、3回までは、稀にティーポットでお茶を淹れた際に、黒い物質が出て来る場合がございます。こちらは成型時の仕上げに使用する樹脂が剥がれたもので、ホーローや鉄の剥がれではございませんので、そのままご使用下さいませ。(黒い物質を取り除いて頂ければ、お茶はそのままお召し上がり頂けます)
- ※内側はホーロー仕上げを施してありますので、空だきしないで下さい。
- ※ティーポット本体、蓋、ステンレスの茶漉しは全てが金属のため、お互いが触れ合うことにより、表面の着色が変化しますのでご注意ください。
- ※キャンドルウォーマーによる加熱は問題ありませんが、直火での使用は避けてください。
- ※ご使用後はサビの原因になりますので、内側、外側の水分を充分拭きとってください。本体からステンレスの茶漉しを外し、蓋を取り除いて保管していただくとサビの防止に役立ちます。
- ※長期間お使いにならない場合は、水分、湿気を避けた場所に保存して下さい。
- ※この商品をお使いの際には、蓋や取手が熱くなりますので、鍋つかみなどをご使用ください。
- ※ポットの鉄分とお茶の成分が反応しテーブルを黒く汚す場合がございますので、コースター等と共にお使いいただくことをお勧めいたします。
- ※本商品は全て職人の手仕事によるお品物のため個体差がございます。予めご了承のうえご購入下さい。
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【セット】山形鋳物のティーセット 丸筒S 化粧箱入/鋳心ノ工房
¥17,930 ¥16,300在庫切れ -
【セット】伝統工芸のコラボ ティーポットと釜敷セット 丸筒S 化粧箱入
¥16,500 ¥15,000在庫切れ
これぞご縁!な出会いで見つけた、理想のティーポット
こちらの山形鋳物のティーポットは、当店「日本デザインストア」のオープン当初から定番商品としてご紹介をしているお品物。わたくしバイヤーが当店のオープン時に「まずはモダンな江戸切子と南部鉄器のティーポットを見つけたい!」と意気込んでいた際に、学生時代の恩師(グッドデザイン賞の審査員も務めた、元カーデザイナーの大学教授)から紹介され出会った工房です。
デザイナーであり鋳金家(ちゅうきんか:鋳物を製造する作家)の増田尚紀さんは恩師の武蔵野美術大学時代の同級生。恩師から「有名な南部鉄器も良いけれど、スタイリッシュなデザインなら山形鋳物だよ!」と言われ、早速増田さんの作品を拝見しました。
そこで、こんなシンプル&モダンな素敵な鋳物のティーポットがあったなんて…!と衝撃を受け二つ返事で鋳心ノ工房さんとお取引をスタートいたしました。
実はそれまで日本の鋳物と言ったら「南部鉄器」。わたくしは「山形鋳物」という言葉も初耳で、目からウロコが落ちるのと同時に、このように自分を含めまだ皆さまのご存知ないお品物を日本中から発掘し広くご紹介することが我が使命!と強く思った記憶があります。
余談ですが…増田尚紀さんが山形市で鋳金家になられたきっかけは、ご結婚されたお嫁さん(芸術大学のご学友)のご実家が菊池保寿堂という山形鋳物の老舗メーカーだったからなのだそう。いろいろなご縁を経て今この鋳物のティーポットが目の前に並んでいるのだな、と感慨深くなるお品物の一つです。