沖縄の伝統工芸・民芸品とは?観光や体験で人気のアイテム

ステキな沖縄の工芸品

見たい、ふれたい!ステキな沖縄の工芸品

やちむんや琉球紅型、琉球ガラスに織物・みんさーなど、伝統的な手づくりの品々を紹介します。
観光のお土産や、体験でも人気なんです♪

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心ときめく、沖縄の美しい工芸品たち

琉球王国の歴史を感じさせる、沖縄の工芸品や民芸品。
南国らしい色彩の染め物やガラス、おおらかな佇まいのやきものが人気です。
沖縄観光に訪れたなら、ぜひ見て、触れて、体験してみて!
今日は沖縄に受け継がれる、すてきな工芸品をご紹介しましょう。

  1. 沖縄のやきもの・やちむん

    「やちむん」は、沖縄の言葉で「やきもの」のこと。沖縄の土、沖縄特有の釉薬によって作られる器は、まるで沖縄の風土を映し出したかのよう!温かみのある風合いや、力強い絵付けが見られます。「壺屋焼(つぼややき)」の食器や「シーサー」が有名。

  2. 沖縄の染物・琉球びんがた

    「琉球びんがた」は沖縄の染物の総称。「びん」は「色彩」、「がた」は模様を意味します。
    東南アジアや中国の影響を受けつつ沖縄で育まれた染物は、南国らしい鮮やかさと繊細な優美さが魅力。「びんがた」の一つ「藍型(えしがた)」は美しい青色が印象的。

  3. 沖縄のガラス工芸・琉球ガラス

    「琉球ガラス」は戦後からつくられるようになった新しい工芸品。太平洋戦争後の資源難に、アメリカ軍基地で捨てられたビールやコーラの空き瓶を溶かして再生したことから始まりました。涼しげな細かい気泡や多彩な色合いが魅力です。泡盛のお供を探してみては?

  4. 沖縄の織物

    伝統的工芸品指定を受けている沖縄の織物は、なんとその数12品目。地域によってそれぞれ技法・特色が異なり、諸外国との交易品や琉球王府への献納品として発展をとげてきました。「八重山ミンサー」や「喜如嘉の芭蕉布」、「首里織」、「宮古上布」などがあります。

  5. 沖縄の漆器・琉球漆器

    意外と知られていないのが沖縄の漆器「琉球漆器」。こちらも国の伝統的工芸品の一つです。朱色の漆や黒い漆の鮮やかなコントラストが目を引く琉球漆器は、加飾の技法が多様。琉球漆器ならではの「堆錦(ついきん)」と呼ばれる立体的な装飾が優雅です。

  6. 沖縄の金細工

    「金細工(くがにぜーく)」は琉球王朝時代に開花した伝統的なアクセサリー。代表的なものが婚礼のときに贈られる「房指輪」です。純銀を打ち叩いて作られる果物や花、扇や蝶などの飾りは、身につける娘がずっと幸せであるようにと願いがこめられています。

    歌手、安室奈美恵さんが県民栄誉賞を受賞したときには金細工の「房指輪」と「ジーファー(かんざし)」が表彰状とともに贈られました。

沖縄の工芸品で華やかな歴史を感じて

沖縄の工芸品といえば「琉球紅型」や「琉球ガラス」が有名ですね。
しかし、沖縄の工芸品はそれだけではありません。
やきものや織物、漆器に金細工。
華やかな文化を残した琉球王朝のおもかげや、東南アジアや中国との交流をうかがわせる工芸品が数多くのこっています。
沖縄を訪れて工芸品に出会ったなら、歴史に思いをはせてみるのもよいですね。

お土産を買ったり、手作りクラフト体験してみたり。
沖縄の工芸品の魅力はぜひ肌で感じてみてください。

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