能作 Kuzushi 美しい錫の器・銀杯はプレゼントにも
ゆらゆらと光が揺らめく美しい錫のうつわ
[能作]kuzushi
税別: ¥3,800~
- オリジナルセットあり
- 別売化粧箱あり
- 日本語の説明書付き
- 英語の説明書付き
富山県高岡市、高岡銅器の伝統的な技術を用い、モダンなデザインで作られた今人気の能作(のうさく)の錫(すず)製品・錫の食器。
数々の優れた賞の受賞経験がある他、日本を代表する工芸品メーカーとしてパリやミラノ等世界各地の国際展示会・見本市にも出展をしている高級ブランドです。
特に日本酒好きの方や酒屋さん、料亭や割烹から熱い支持を得ているのが能作の錫の酒器(しゅき)。
錫のお猪口やぐい呑みの他、日本酒用の片口(かたくち)や熱燗用の「ちろり」などが老若男女問わず大変ご好評を頂いております。
当店は能作の通販サイトとして直営店舗や専門店舗と変わらないくらい人気商品の品揃えをしておりますが…今回は特にバイヤー一押しの大変美しいお品物「Kuzushi(くずし)」のご紹介です。
ゆるやかでありながらも計算しつくされた曲線美。シンプルでありながらも奥ゆかしさを感じる静のデザイン。美しい能作の錫の食器・器のKuzushiの魅力を余すことなくお伝えいたします。
神秘的な美しさを持つ錫の器Kuzushiとは?
能作の錫の器、「Kuzushi(くずし)」シリーズとは、平らな底が無く、ゆらりとした絶妙な揺らぎが楽しめるちょっと大人の逸品。
幾何学的な丸形・円形ではなくわざと「カタチをくずす」ことで、そこはかとなく色気を漂わせ、えも言えぬ"粋"を感じさせるフォルムです。しっかりとしたカタチではないからこそ、酒器としてだけでなく器(うつわ)として和え物やデザートなどを入れる小鉢としてもお使い頂けます。
能作Kuzushiのデザインは、数々のデザイン賞を受賞され、グッドデザイン賞の審査員もされたプロダクトデザイナーの小泉誠(こいずみ まこと)さんによるもの。
奇をてらわないシンプルなデザインでありながら、手作りの温かみを感じさせるフォルムには、家具や空間デザインを得意とする小泉さんならではのデザインなのです。
Kuzushiの素材は錫100%、その魅力とは?
能作のKuzushiの素材は純度100%の錫(すず)。Kuzushiシリーズの酒杯、小鉢は生型(なまがた)鋳造という鋳造法で作られています。錫は古くから金銀に次ぐ高級な金属と言われており、金属の中でも酸化しにくい素材であることが特徴です。
錫の食器は熱伝導率が高いため、冷酒やぬる燗までの日本酒を美味しくいただけます。
冷酒を飲むときは冷蔵庫で1、2分冷やしてからご利用いただくとさらに冷たさがアップ。器を手にした際、口にした際の冷たさに驚く事でしょう。(錫はマイナスの温度ではもろくなる性質を持っておりますので、冷凍庫には入れないでくださいね)
また錫には不純物を吸収する性質があり、水等を浄化するといわれています。日本酒などを注げば辛みが和らぎ、まろやかになるとも言われています。
錫の内側に金箔をはったものは、錫の器に富山県のお隣である金沢の箔職人があしらいました。光を取り込みまるで自分からぼんやりと光を発しているかのよう。眺めていると時を忘れてしまう程の美しさです。
さらに純度100%の錫は柔らかいため、少し力を入れることで形の変化をお楽しみいただけます。口当たりをよくし、金属ならでは重さを軽減するため能作では極力薄く作るようにしておりますので、ご自身の手に馴染むように変形させてお愉しみ下さいね。
Kuzushiのデザイナー、小泉誠さんとは?
能作の錫の食器・器であるKuzushiシリーズのデザインは、デザイナーである小泉誠(こいずみまこと)さんによるもの。小泉誠さんはプロダクトデザインの関係者であれば、知らない人がいないほど美しく機能的なデザインをすることで有名なデザイナーさんです。
小泉誠さんは1960年東京都のご出身、現在は家具デザイナーとして東京都国立市で「コイズミスタジオ」を運営しています。1985年、木工家具のデザイナー兼職人になる志を胸に、空間デザインの世界へ飛び込み、デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事し「生き方」を含め多くを学び、5年後の1990年に「Koizumi Studiコイズミスタジオ」を設立。生活用品から、家具・空間・建築にいたるまで、生活にかかわるすべてのデザインを手がけています。
2000年から2003年まではグッドデザイン賞(Gマーク)の審査員を務め、現在でも札幌エコデザインアワード審査員や高岡クラフトコンペ審査委員長など、数多くの優れた地場産品を発掘する仕事に従事をしています。また、多摩美術大学環境デザイン学科非常勤講師、桑沢デザイン研究所非常勤講師、大同大学プロダクトデザイン学科客員教授、武蔵野美術大学教授など、デザイン教育の場でもご活躍されています。
著書では2002年デザインの素(ラトルズ)、2005年と/to(TOTO出版)を出版。なんと能作とは商品のデザインのみならず、2017年竣工の能作の新社屋の内部計画とデザインも担当しているんですよ。
Kuzushiはプレゼントにも
ゆったりと口が広がったKuzushi-Tareは、盃のような形をしておりますので、銀杯や金杯などおめでたいシーンでもお洒落にお使い頂けます。
錫のものと金箔がはってあるものをペアで贈れば「金銀」の縁起の良い組み合わせですので、還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿・紀寿などの節目のお祝いにもおすすめです。
素材が錫(すず)ですので、厳密には銀杯、金杯ではありませんが、錫100%だからこそできる「Kuzushiくずし」の形には、銀や金には代えがたい趣がありますよ。
また、小鉢などのお食事用の食器としてもお使い頂けますので、日本酒を飲まない海外・外国の方へのクリスマスプレゼントや誕生日プレゼント、結婚祝いにもおススメです。(こちらのお品物には、英語の説明書も同梱いたしております)
能作のKuzushIシリーズ、いかがでしたでしょうか?錫の酒器や小鉢でありながらも、そこに置いておくだけで凛とした空気を醸し出すKuzushiシリーズは、まるでジャパニーズモダンなアート作品であるかのよう。
実用的でありながら美しい錫の食器は、ご自分へのご褒美でも大切な方への贈り物としても一押しのお品物です。
さて、プレゼントやギフトの際にKuzushi-YureかKuzushi-Tareか迷われた時のアドバイスと致しましては、お酒をたしなむ方へはYure、お酒をたしなまれずお料理等がお好きという方にはTareをチョイスしてもいいですね。
ちなみに能作の酒器で日本酒を頂く際にスタッフのおすすめするのは「ぬる燗」。
人肌ほどに温めた日本酒を錫の酒器にそそぐと、錫と手が馴染み陶器やガラスでは味わえない心地よさがありますよ。ぜひお試し下さいね!
ご注意事項
- ※Kuzuhi Yureに仕様変更があり、現在(2018年7月)、縁には金箔が施されておりません。特集内の写真と一部異なる点がございますのでご了承ください。
- ※本商品は全て職人の手仕事によるお品物のため個体差がございます。予めご了承のうえご購入下さい。
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