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2017年7月17日
近年結婚祝いのプレゼントや内祝いのギフトとして人気が高まっている「箸置き(はしおき)」。
豆皿や小皿と同じように「小さくて見た目が可愛らしく、収納場所にも困らず、実用的」というのが箸置きの人気の秘訣かもしれません。
古くから贈り物には様々な理由がある日本の贈答文化。
例えば「箸(はし)」をプレゼント・ギフトとして贈る理由としては、人と人とを結びつける「橋渡し(箸渡し)」という意味があります。
またお箸の一膳というのは2本で1組、どちらが欠けても使うことができないもの。
ピッタリと2本が寄り添う姿から仲睦まじい夫婦を連想し、結婚祝いの際には「「幸せへの橋渡し」という意味を込めて「夫婦箸(めおとばし)」を贈ります。
大切な方が人生の節目を迎える際には、モノにお祝いの気持ちや想いも込めて贈りたいですよね。
そこで気になるのが「箸置きをプレゼント・ギフトとして贈る意味・理由って?」ということ。
当店のスタッフからも「箸置きをプレゼント・ギフトとして贈る意味・理由ってなにかあるのですか?」と聞かれましたので、この機会にお伝えしたいと思います。
実は「箸置き」自体には「贈り物として贈る意味」というのは特にありません。
箸置きはどちらかというと影の立役者。
昔は「幸せの橋渡し」という意味を込めて贈る箸に添えて贈られる機会が多かったようです。
その反面、近年は凝ったモチーフや可愛らしい造形のものが増え、主役としても注目される「箸置き」。
ただ箸を置く道具としての機能だけでなく、細部までデザインにこだわり、作り手の温かい想いが込められた箸置きが増えています。
そこで、お部屋のインテリアや台所用品として縁起物を贈ることは難しいけれど、小さくて食卓のアクセントとなる箸置きで縁起の良い「いわれ」を贈るという方が増えているのです。
こちらの箸置きやカトラリーレスト1つ1つには、縁起の良い「いわれ」が表現されています。
家族の健康や長寿、繁栄などへの願いを込め、古くから縁起が良いとされてきた「水引(みずひき)」の結びや、おめでたい吉祥紋をモチーフとしているのです。
左から順に、
・願いが叶う「二重叶結び」
・絶対に離れない「淡路結び」
・幸せが長く続く「亀結び」
・結婚など一度きりで繰り返さない「結び止め」
・悪いものを払う「梅結び」
縁起の良い結びをモチーフとしており、それぞれの結び方におめでたい意味が込められています。
能作の「結び」についての商品詳細はテーブルに添えるおしゃれなおもてなしのカタチをご覧ください。
左から順に、
・子孫繁栄、夫婦円満、厄除けを意味する「瓢箪(ひょうたん)」
・無限に広がる吉祥を表し、未来永劫への願いが込められた「青海波(せいがいは)」
・「清楚(せいそ)」「知恵」を意味する慶事の象徴「梅(うめ)」
・延命長寿、恋愛成就、夫婦円満を象徴する「亀甲(きっこう)」
・「難を吉に転じる」と縁起木とされる祝花の他、沢山赤い実をつけることから子宝の象徴の「南天(なんてん)」
わずか約9cm×3.5cmの長方形の中に精巧に職人技術で作り上げた文様が表現されています。
能作の「カトラリーレスト吉祥紋」についての商品詳細は自分で形作るのが新しい!おめでたい吉祥紋カトラリーレストをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
箸置きは小さくて可愛いもの、そして日常的に使いやすいものでありながら日本古来の「いわれ」を贈ることができる、縁起の良いプレゼント。
ぜひ結婚祝いや内祝い、お誕生日のプレゼントとして大切な方へ贈ってみてはいかがでしょうか。
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