シンプルだけどかっこよくてどこかあたたかい。

そんなアイテムが人気のSyuRoから、新商品のご紹介です。

3色のとってもシンプルな丸缶。左から、銅・真鍮・ブリキでできています。金属の持つ味わいを大切にしているから塗装はありません。だからこそ、時とともに育てていける楽しみがあります。

「何を入れよう」「どこに置こう」「どうやって育てよう」

すべてはあなた次第です。

 

本日はSyuRoの代表作丸缶をご紹介いたします。

 

何にでもなれる無垢の缶

「見たことあるようなカタチだけど、初めて見るな。」これが筆者の第一印象でした。

それもそのはず。SyuRoの丸缶は、金属の茶筒から紙や塗装を取り除いた、言うなれば素材そのままの状態なのです。

贈答品のお茶や海苔の缶なら見たことあるけれど、それらはすべて紙で巻かれていたり上から塗装されていたものでした。

 

しかし、何も巻かない素の状態の缶に美しさを見出したのがSyuRoの代表宇南山加子(うなやまますこ)さんです。

その発想とここまで美しい物に仕上げた職人さんの技術には脱帽です。

 

それでは、丸缶の魅力についてもうすこし迫ってみましょう。

 

丸缶の魅力 その1:職人さんの技が光る磨き跡

SyuRoの丸缶を手掛けているのは、SyuRoのアトリエと同じ東京都台東区にある缶工房。そこで一点一点手作りされています。最後の磨きはSyuRoアトリエで丁寧に。

缶の全面にあらゆる方向から見られる磨き跡は、缶を傾けるたびに様々な模様をみせてくれます。波のように見えたり、砂紋のように見えたりといつまでもみていられるくらいの美しさです。

ちなみに底面は顔がはっきりと映るくらいにピカピカですよ。

 

丸缶の魅力 その2:かわいらしくて便利なサイズ感

SyuRoの丸缶は、ブリキは大と小、真鍮と銅は小のみの展開です。

かわいらしいサイズ感でいくつも揃えたくなってしまいます。実はここにも宇南山さんのこだわりが。

 

丸缶を作るときにサイズを決めたのは機能面だけではなく、美しいかどうかを重視して考えたそうです。

だから、よくある茶筒とは違う大きさとなっています。大体の目安ですが、小の缶は一般的に販売されている綿棒の丸い筒と同じくらいかな、と感じました。

 

絶妙なサイズ感なので、2個3個と並べても美しく、また、大と小が並んだ時もマトリョーシカのようでとてもかわいいんです。

 

もちろん、機能面もバッチリ。中蓋がついているので、茶葉などの湿気を避けたいものの保管にピッタリです。

ちなみに、茶葉で換算すると、小はおよそ160g、大はおよそ330g入ります。

一般的に市販されている茶葉は100gが多いようですので、小でもバッチリ入ります。

家族で飲むように大袋を買われる方は大の缶がちょうどいいのではないでしょうか。

 

丸缶の魅力 その3:これからが楽しみになる素材感

金属の風合いを大切にした丸缶なので、時を経るごとにどんどんと色が変化していきます。最初は同じ状態の缶でも、時を経るごとにあなただけの色や輝きへと変化していくのです。

 

ブリキは鉄材などに錫をメッキした金属ですが、使うほどに輝くような銀色から徐々に灰色に変わっていきます。真鍮や銅と比べて最も経年変化の期間が長く、30年ほどかけてゆっくりと色が変わっていきますよ。

 

真鍮は銅と亜鉛の合金。SyuRoの丸缶は、輝く金色をしています。

私たちに一番身近な真鍮製のものと言えば5円玉です。5円玉からも分かるように、人の手や空気に触れて徐々に黒みがかってきて、何とも言えない味を出してくれます。

 

銅はピンクゴールドのような輝きがとても上品。

銅はだんだんとキャラメルのような深い飴色へと変化していきます。光沢もピカピカの状態からやわらかい光を放つように変化。まさにビンテージやアンティークの品です。

 

どの素材についても、上手に育てるコツは、優しく缶全体を撫でてあげること。よく手に触れるところほど酸化が早いので、全体を撫でてあげないと変化が偏ってしまいます。

丸缶を使うたびに、大切なものを愛でるようによしよしと撫でてあげてください。

きっと愛着もひとしおとなるはず。

 

おまけ:日本デザインストアオリジナルセットがおすすめ!

当店では、茶筒の3点セットのほかに、SyuRoのオーガニックコットンタオルと合わせた素敵なセットもご用意しております。

丁寧な暮らしをイメージさせてくれるセットは、結婚祝いや新築祝いなどのギフトにもおすすめです。

どのセットも当店の商品担当とバイヤーが悩みに悩んで作り上げた色合わせですので、きっとお気に入りのものがあるはず!

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以上、SyuRoの丸缶のご紹介でした。いかがでしたか?

丸缶は茶葉やコーヒー豆などの食品以外にも、文房具入れや宝物入れ、インテリアアイテムとしてもお使いいただけます。

ぜひオリジナルな丸缶の使い方であなただけの丸缶を育ててみてください。