モダンな茶筒なら我戸幹男商店 伝統工芸品
モダンな山中漆器・茶筒なら我戸幹男商店
山中漆器・我戸幹男商店
シンプルなデザインと職人の手仕事から生み出される素材感や肌触り。山中漆器の高い技術を活かした逸品が揃う我戸幹男商店は、そのデザイン性の高さからグッドデザイン賞を受賞した経歴もございます。こちらでは現代のライフスタイルにもスッとなじむ、山中漆器をご紹介。
我戸幹男商店特集 山中漆器の魅力
我戸幹男商店のシンプルモダンな茶筒やお椀は、そのデザイン性の高さから国内外で注目を集めています。2010年にはグッドデザイン賞を受賞、2014年5月11日と2014年3月1日にはNHKのドキュメンタリー番組「イッピン」にて我戸幹男商店の職人の技が放送されました。
この特集ページでは、「我戸幹男商店」の職人により創り出される山中漆器の魅力と、当店バイヤーの提案する使用シーン・テーブルコーディネートを、合わせてご紹介いたします。
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本格おうち茶房
やっと見つけた、凛としたモダンブラックな茶房セット
日本茶や紅茶、中国茶を楽しむ時に、自分にピッタリの急須や茶筒を選ぶことは難しいですよね。
お部屋はモダンなのにそれに合う和のアイテムが無かったという方へおススメなのが、こちらのモダンブラックな茶房セット。
山中漆器の茶筒と菓子器、山形鋳物のティポットと、どれもシンプルでモダンなデザインが特徴で、キッチンやリビングの主役になるこだわりのアイテムです。
精巧なまでに作り込まれた凛とした姿は、まるで高級時計のよう。手で触れ、眺めても飽きのこない美しさです。繰り返しにより生まれる、上質な深み
木地に漆を塗って、布で拭きとる。そしてまた塗り、拭き取る。
その作業を繰り返し、木目を生かして仕上げる技法「拭き漆(ふきうるし)」。
我戸幹男商店の職人により、丹念に仕上げられた山中漆器は、味わい深い格別な質感を感じさせます。3つのお皿がピタッと重なる「KOTON」
ケヤキで作られた山中漆器の3重の小物入れ「KOTON(コトン)」に、和菓子を乗せてみてください。
「3つ重ねた状態でも、広げた状態でも使える」、計算しつくされたデザインは、北欧ブランドを中心に、様々な企業と協同してプロジェクトを行うHIROMICHI KONNO DESIGN STUDIOのデザイナー、紺野 弘通氏によるもの。
「美しさ」だけでなく「使いやすさ」も重視した我戸幹男商店の漆器は、あなたのライフスタイルをより上質に演出します。当店ならではのパワーアップしたお茶セットです。
ラグジュアリーな旅館やホテルに置いてあるお茶のセット、しかもそれをパワーアップさせたモダンなコーディネートを作りたい!と思いご用意をしました。
丁寧にお茶を淹れて、その凛とした時の流れを楽しんで頂きたいセットです。
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ほっこりおうち茶房
茶葉を美味しく保つ、山中漆器の特別な茶筒
コロンとした優しいフォルムが可愛いらしい、でも大人っぽさもある和みの茶房セット。
あとはお気に入りの茶葉があれば、いつでもお家で優雅なティータイムを楽しめます。
本体と蓋とがぴったりと閉まる木製の茶筒は、我戸幹男商店の職人の技術の極み。驚くべき密閉性で茶葉を湿気から守ります。
また、山形鋳物のティポットはお湯の味をまろやかにすると言われています。お花の形をしたお皿を添えればお洒落さもアップ。
美しい伝統工芸品で、ほっこりとリラックスのできるティータイムを。緑茶の他に、ハーブティーなどを淹れても素敵
木製の茶筒はモダンな中にもナチュラルさが感じられるお洒落な逸品。均等に挽かれた目地からは、卓越した職人の技を感じます。
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究極の一汁三菜セット
ミニマリズムデザインを、ライフスタイルに取り込む
一汁三菜に必要な6つの器が1つに納まる、スマートな器。
450年続く山中漆器の伝統技術とデザイナーの瑞々しい感性により生み出されたクリエイティブな逸品です。
木地職人の卓越した技による精巧な作りと木目の美しさを味わえる、まさに究極の器。
削ぎ落とされたデザインは、必要な要素を最小限まで突き詰めたミニマリズムデザインを思わせます。収納するときも美しく
6つの器を使った後は、お写真の通り1つの器として収納できます。
このように収納できるのも、極限まで木を薄く挽く、熟練した木地職人の技術があってこそ。
ケヤキの温もりを感じる、美しいライフスタイルを。形状のアイデアを踏襲した商品
この器を見た時に、禅宗の僧侶が持つ応量器という入れ子の器を思い浮かべました。
禅宗の作法まではなかなか取り入れられませんが、形状のアイデアを踏襲したこちらの商品は、手にするだけで古の日本文化に思いを馳せる事ができます。
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何気ない日の丁寧な昼食
好きな器で少しだけ
ふっと出来た平日の休み、予定のない休日の昼下がり、いつもより丁寧なお昼ご飯を食べたいと思った時に使いたい器たち。
シンプルなお蕎麦を少しと、幸せ色な出汁巻き卵を添えたら、粗食だけど豊かな時間が流れているよう。シンプルでスッキリとしたコーディネート
山中漆器のお椀も、有田焼のお皿も至ってシンプル。スッキリとしたコーディネートは程よい緊張感と清々しさを感じさせます。
我戸幹男商店の歴史
100年以上の歴史のある、老舗工房
450年続く漆器の一大産地、石川県加賀市の山中温泉。
我戸幹男商店(がとみきおしょうてん)は1908年に山中温泉にて創業した、100年以上の歴史ある工房です。
受け継がれる山中漆器の技術
木目を活かし、轆轤(ろくろ)で正確に木を挽くという伝統的な山中漆器の技術を活かしながらも、現代のライフスタイルにあった実用的で美意識の溢れる漆器を生み出しています。
木の手触りが良く使い勝手の優れたプロダクトからは、細かな部分まで精巧に作り込んだ職人の卓越した技が見て取れます。
インテリアとして飾る事もできるモダンなデザインは多くのデザイン賞に輝くなど、国内外の高い評価を得ています。
我戸幹男商店のこだわり
山中漆器の伝統を継承
石川県には「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」と呼ばれる三つの産地があります。
その名の通り挽物木地においては全国でも他の追随を許さない完成度を誇ります。
轆轤(ろくろ)挽き
全国一の「轆轤挽き」の産地である山中。轆轤で回転する木材を、熟練の職人が寸分の狂い無く技を施します。
木地が透ける程に極限まで挽く「薄挽き」、無数に施される「千筋」などの加飾挽きは山中独自の技術であり、山中の木地師にしか成り得ません。
均等に施された装飾は、はっと息を飲む程の精巧さです。
拭漆(ふきうるし)
漆を塗っては拭き取る作業を繰り返す度に透明感のある光沢が増し、木目を鮮やかに美しく浮かび上がらせます。
デザイナーと職人によるクリエイティブ
シルエットへのこだわり
轆轤引きは同心円という制約から、上から見ると全て円形になります。
そのため、横から見た時のシルエットへのこだわりは並々ならぬものがあります。
日本の伝統的な和の美意識に基づき、無駄な要素を削ぎ落とした普遍的に美しい形を追求しています。
精度へのこだわり
山中漆器の主流である「縦木取り」は、木の繊維に沿って材料をとる事から変形や割れの少ないのが特徴です。
そのため他産地の「横木取り」では実現できない精度や加飾を可能にしています。その誤差は0.08mmと言われる程。
木製品とは思えぬほどの緻密さを実現しています。
密閉性を保ちながらもすっとしまる蓋、装飾やフォルムが生み出す整然とした美しさは、我戸幹男商店ならではの完成度です。
我戸幹男商店の受賞歴・メディア掲載歴
グッドデザイン賞 2010
我戸幹男商店の茶筒「Karmi(かるみ)」は、2010年度グッドデザイン賞 中小企業庁長官賞を受賞しています。
「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度。1957年の創設以降50年以上にわたり私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
中小企業庁長官賞は全国の中小企業による製品開発の中から、特に優れていると認められるデザインに対して贈られます。
Design Plus賞 2011
茶筒「Karmi(かるみ)」は、2011年度ドイツ・デザインプラス賞も受賞しています。
デザインプラス賞とは、ドイツのメッセ・フランクフルト社が主催する、国際的なデザイン賞です。
消費者向けの製品の中から、商業をリードし技術革新がなされているものを称える賞として知られています。
デザインの美しさに加え、機能性や環境に対する配慮、楽しさなどの要素が加わったものに与えられ、それが賞の名前の由来になっています。
ドイツ連邦デザイン賞 2012
ドイツ連邦デザイン賞 銀賞受賞
The German Design Councilが開催している権威ある国際的なデザイン賞。
ドイツ国内のみならず世界のデザイン賞の中でも最も権威ある賞と言われており、審査基準の厳しさから「賞の中の賞」と呼ばれている。
メディア掲載
- ほんものの暮らし
- 婦人画報2011年10月号
- FLLF DÉCOR エル・デコ 2011年8月号
- 和樂 2012 3,4月号
- Nikkei design 日経デザイン
- Momomaxモノマックス
- NHKテレビ番組 イッピン 極限まで木を挽く!~石川 山中漆器~
- フジテレビ系連続ドラマ「嫌われる勇気」(2017年1月毎週木曜夜10時~全10回)にて、ヒロインの愛用する茶器セットとして商品提供しました
他多数
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