日本の高級タオルと言えばきっと誰しも思い浮かぶのが「今治タオル」ですよね。

本日は今治謹製から、その名も「極上タオル」のご紹介です。

商品ページでは語りつくせなかったその魅力について、詳しくご紹介いたします。

 

極上タオルが“極上”の理由

極上タオルの特長について、商品ページではこのようにご紹介しています。

 

“今治謹製「極上タオル」の原料はインド特有のハイブリッドコットン。グジャラット州産の長綿シャンカール6のなかでも最高品質のものをふんだんに使用しています。(中略)今治謹製「極上タオル」の糸は繊維を甘撚(よ)りで紡ぐことで、しっとりとした質感を表現しました。”

商品ページより抜粋

 

「ハイブリッドコットン」や「シャンカール6」など、聞いたことのない言葉がたくさん...

そこで、コチラの文章を分解して、極上タオルがいかにプレミアムなのかを解き明かしていきたいと思います。

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ハイブリッドコットンとは?

ハイブリッドコットンとは、よりよい品種を作るために異なる品種を交配させ、よりよい品質のものとして開発された綿のことです。交配はなんと手作業!

この交配によって、繊維の長い美しいコットンが生まれるのです。

グジャラット州とは?

グジャラット州・またはグジャラート州は、インドの西の端に位置する州です。

グジャラート州はインド独立以来綿花栽培を担ってきた3つの州のうちの一つで、綿花栽培において長い歴史を持っています。

長綿とは?

長綿とは長繊維綿(ちょうせんいめん)のこと。

綿は繊維の長さで質が変わってきます。一般的に長いものほど質の良い綿と言われます。

長綿の繊維の長さは約28.6㎝~34.1㎝ほど。

これ以上の長さの綿は超長綿と呼ばれ、最高級品種とされます。

シャンカール6とは?

グジャラット州で育てられているハイブリッドコットンの一種です。

特長はロウ分が多く、光沢に優れていること。

また、繊維の一本一本が細くて繊細です。

甘撚りとは?

糸は撚らないと繊維がバラバラになってしまうため、織物にするには糸を撚る必要があります。甘撚り(あまより)とは、その撚る回数が少ないもの。

撚りが少ないことで織物は柔らかくふんわりとなります。

甘撚りのためには、良質な繊維の長い綿を使用しないと毛羽立ちが目立ってしまうため、質の良い綿が求められます。

よって、良質な綿と織の技術が合わさって初めて甘撚りのふわふわの織物ができるのです。

 

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いかがでしょうか。極上タオルに使われている糸の質の高さ、そして糸のつむぎの技術の高さ、おわかりいただけたことと思います。

綿を育てる人がいて、綿から糸を紡ぐ人がいて、そして糸からタオルを織る人がいる。

インドから日本へ、たくさんの人々の思いが詰まった、まさに極上のタオルなのです。

 

他のタオルとは一線を画す、しっとりとした質感をぜひ体感してみてください。

シックな色合いで、レリーフの付いた素敵な木箱に入っているので、ギフトとしてもおすすめですよ。