こんにちは!

日差しはまだまだ暑いですが、朝晩の風に少しだけ秋を感じられるようになってきましたね。

 

涼しくなってくるとだんだん恋しくなってくるのが、あったかいお茶。

日本人の心という感じがします。

さて、そんなあったかいお茶を飲むのに欠かせないのが、急須、ティーポットですよね。

日本デザインストアでは現在、鋳心ノ工房ティーポットが人気ですが、先日、鋳物のティーポットにニューフェイスが加わりました!

それは、Roji Associatesカラーティーポットです!

鋳物ですが、かわいいカラー展開があります。

 

本日は、これからの季節に活躍間違いなしの、鋳心ノ工房とRoji Associatesのティーポットを比較してみようと思います。

ご購入の際ぜひ参考にしてくださいませ。

ちなみに、よく似た商品で、東屋南部鉄瓶というものもあります。
この南部鉄瓶と、鋳心ノ工房のティーポットを比較した記事もございますので、よろしければそちらもご覧ください。

南部鉄瓶と山形鋳物のティーポットの違いって?

 

徹底比較!鋳心ノ工房 vs. Roji Associates

  1. 産地の違い

まず、大きく違うのが、二つの鋳物の産地です。

鋳心ノ工房のティーポットは山形鋳物。

山形鋳物は950年の歴史を誇ります。
山形鋳物の特徴は「薄肉美麗(うすにくびれい)」と呼ばれる伝統的な薄肉鋳物製造技術と鋳肌の美しさ。肉厚が薄いため、スマートかつ流麗な鋳物となります。南部鉄器とは異なる繊細さが特徴で、全国有数の鋳物産地として昭和50年、国の伝統的工芸品に指定されました。

 

一方、Roji Associatesのカラーティーポットは南部鉄器。

 

南部鉄器の歴史はなんと約900年前の平安時代末期までさかのぼります。
1975年に国の伝統工芸品第1号として指定された「南部鉄器」の高度な技術は、優れた鋳物師たちの豊かな感性と芸術性によって今日まで継承されてきました。「鉄瓶(てつびん)」を代表とする南部鉄器は、素朴な味わいと重厚感、鉄の艶やかな美しさが魅力的な手仕事品です。

 

2.ティーポットの容量は?

続いてお茶を淹れるうえで重要なのが、ティーポットの容量。

鋳心ノ工房のティーポットは、3つのタイプと2つのサイズがあります。

 

大体の目安となりますが、

丸玉のSサイズで、湯呑なら2.7杯、マグカップなら1.3杯分。

Lサイズなら湯呑8.5杯、マグカップ4.2杯分ほどです。

丸筒のSサイズですと、湯呑3杯、マグカップ1.5杯分。

Lサイズで湯呑8.5杯、マグカップ4.2杯分ほどです。

平つぼは少し大きなタイプとなりますので、Sサイズで湯呑5杯、マグカップ2.5杯。

Lサイズで湯呑11杯、マグカップ5.5杯分のお茶を淹れられます。

一方、Roji Associatesのカラーティーポットは形が3種類あります。

こちらも大体の目安にはなりますが、

「筒形刷毛目」という種類が一番小さく、湯呑3杯、マグカップ1.5杯分。

「ドームアラレ」は次に大きく、湯呑3.4杯、マグカップ1.7杯分。

一番大きい「月」で湯呑3.5杯、マグカップ1.8杯分となります。

 

 

ご家族の人数や、用途に合わせて、お選びください。

 

3. ティーポットの種類は?

うれしいことに、両ブランドとも豊富なラインナップでティーポットをご用意しております。

鋳心ノ工房のティーポットは先にも述べた通り、3種類×2サイズの、全6種類のご用意。

コロンとしたかわいいフォルムの「丸玉(まるたま)」。

スタイリッシュなイケメン「丸筒(まるづつ)」。

そして、伝統的な形の「平つぼ(ひらつぼ)」。

 

どれも、伝統工芸品という概念をいい意味で裏切ってくれる、モダンなティーポットです。

 

対してRoji Associatesのカラーティーポットは3種類。そのうち2種類はなんと2色の展開がありますので、全5種類となります。

スマートな形と、刷毛でつけたようなラインが特徴の「筒形刷毛目(つつがたはけめ)」。黒と、白×金の2色展開です。白×金は嫌みのない、落ち着いた色合いとなっています。

クールで落ち着いた雰囲気の「月」。一見黒色に見えますが、ブルーグレーのようななんとも言えない色合いです。日本の伝統色で言えば、「鉄御納戸(てつおなんど)」と言われる色に近い、深みのある青色です。

そして、南部鉄器特有のアラレ模様とかわいらしいぽってりとした形の「ドームアラレ」。こちらも、黒と白×金の2色展開となっております。

 

いかがでしたでしょうか。

鋳心ノ工房のティーポットとRoji Associatesのカラーティーポットの違い、お分かりいただけましたでしょうか。

どちらも共通して言えることは、鋳物のティーポットなので、保温性が高く、お湯の温度を保って美味しいお茶が飲めること。

そして、どちらもティーポット、つまり急須なので、直火にはかけられませんのでご注意ください。

 

二つの伝統工芸品が生み出した、鋳物のティーポット。

お客様の運命の一品との出会いとなりますように。

 

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