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近頃、豆皿がインスタグラムなどでひそかなブームになっているのをご存知ですか?
インスタグラムでは、#豆皿 という投稿で、現在6万件以上のおしゃれな写真たちがあがっています。
また、その人気は日本国内のみならず、海外にも広まっています。
日本デザインストアでは、東屋の豆皿が一番人気!ちょっとしたプレゼントにちょうどいいサイズと金額が喜ばれているようです。
そして、先日当店に新たな豆皿が加わりました。
それは、KIHARAのKOMON(小紋)シリーズ!
美しい白磁に映える呉須と呼ばれるブルーの染料の染付がとても鮮やかです。
本日は、現在人気の東屋の豆皿と、これから人気上昇間違いなしのKIHARAの豆皿の違いをご紹介したいと思います。
ぜひ、ご購入の際のご参考にしてくださいね!
まず、2つの豆皿で異なっているのが、焼き物の種類です。
KIHARAの豆皿は有田焼。
みなさまご存知、日本を代表する焼き物ですね。
一方、東屋の豆皿は波佐見焼。
最近注目を集め始めている、長崎県に伝わる焼き物です。
有田焼は佐賀県、波佐見焼は長崎県と、二つの産地はお隣同士、実は、素材となる石は、同じ天草陶石というものになります。
しかし、有田焼は芸術品として、波佐見焼は民衆が使う器として、名をはせていきました。
KIHARAの豆皿と東屋の豆皿。
二つとも同じような、白い地に青い柄がプリントされていますが、その染付方法は全く異なります!染付方法によって、お皿に出る味が異なっています。
KIHARAの豆皿は、パッド印刷と呼ばれる方法で染付されています。
パッド印刷とは、シリコンパッドに柄をインキで移し、それを皿に押し当てるという方法です。
これにより、通常なら難しい曲面にもきれいに柄を移すことができます。
パッド印刷の特徴としては、直接呉須で染付しているので、呉須ならではのにじみやぼやけを楽しむことができます。
これに対して、東屋の豆皿は、印判染付という技法で染められています。
印判染付とは、文字通り、印を作って判を押すように柄を移すことです。
東屋では、転写紙と言われる、柄のつけられた紙を濡らし、それを器に直接張り込むことで柄を移しています。
転写紙による染付の特徴は、一つ一つが職人による手作業のため、柄のずれや濃淡、はみだしなどが見られること。同じものでも、世界に同じ柄は一つもない!と言えるかもしれません。
一口に「豆皿」と言っても、二つのブランドはそれぞれ二つのお皿を出しています。
KIHARAのKOMONシリーズは、豆皿と取り皿の2種類。
豆皿は直径10.8㎝、取り皿は直径15㎝のお皿です。
一方、東屋は豆皿と小皿の2種類。
豆皿は様々な形をしていますが、平均すると8.7㎝くらいの大きさです。
小皿は使いやすい丸型で、直径11.7㎝程。
つまり、4種類のお皿を大きい順に並べると、
KIHARAの取り皿>東屋の小皿>KIHARAの豆皿>東屋の豆皿
となります。用途に合わせて、お好みのものをお選びください。
両ブランドとも、豆皿の種類はとても豊富です。
まず、KIHARAは豆皿は10種類、取り皿は5種類の柄があります。
セットとしては、豆皿が2種類、取り皿は1種類となっております。
東屋は、まず豆皿が7つの形×2つの種類で、14種類あります。
こちらは、土灰豆皿という種類の7つの形です。同じ形で、白地に青い柄が染められたものもあります。
さらに、小皿は5種類あります。
ここまで違いを述べてきましたが、共通点もあります。
それは、豆皿も小皿も、日本の伝統的な縁起の良い柄を使っているということ。
どれを選んだとしても、きっと幸運を運んできてくれることでしょう。
種類豊富な豆皿で、暮らしがより豊かになりますように。
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