こんにちは。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

段々と日差しに夏を感じる季節となってまいりました。

 

こんな季節に思い出すのはこちらの俳句。

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」

初夏の風物詩を視覚、聴覚、味覚から詠んだ、山口素堂(やまぐち そどう)の有名な俳句ですね。

初夏というのは、5月から6月中旬までを指すらしいので、まさに今からの季節にピッタリの一句です。

 

この句で思い起こされるのがやはりカツオのたたき。

脂がのったカツオを軽くあぶって、醤油と生姜で食べる。この季節の楽しみですね。生姜よりもニンニクがお好みの方もいらっしゃいますね。

 

また、この季節楽しみなのが、筍!私の実家の裏には竹林があり、この季節になるとよく筍掘りに行ってました。よくとれた年には、毎日食卓に筍料理が並ぶ時期もあったほどです。それでも飽きないのが筍の魅力ですね。

 

ということで、今回は、旬の食べ物を当店自慢のお皿にのせた、初夏のおすすめテーブルコーディネートをご紹介させていただきます。

 

1. カツオのたたきを黒い石のお皿SUZURIで

こちらは、山口素堂の俳句に呼び起された一品。カツオのたたきと、これまた旬の新玉ねぎのスライスを、黒い石のお皿、スレートにのせたコーディネートです。

醤油皿には、東屋の豆皿を使いました。シンプルな土灰の豆皿は素朴な色も、かわいらしいお花の形も、コーディネートにアクセントを加えてくれます。

 

鮮やかなカツオの赤色は、黒いお皿ならより一層引き立ちますね。

こちらのスレートはStudio GALAさんの商品で、宮城県雄勝町の特産である玄昌石を削り出して、一点一点作られています。他の形、大きさもありますので、詳しくはこちらをご覧ください。

黒い食器でカフェ風・料亭風。高級感溢れる石のお皿

また、東屋の豆皿については、こちらで詳しく説明しています。

形違いでそろえたい かわいい豆皿

 

2. 若竹煮をTYスクエアプレートで

若竹煮とは、その名の通り、わかめと筍を煮た料理。筍と新わかめは、春先の出会いものと言われています。

「出会いもの」とは、同じ季節に出回る、相性のいい食材のこと。ほかに、有名なもので言えば、ブリ大根があります。

 

みずみずしい筍とわかめの色を活かすには、シンプルかつ美しい白磁の有田焼がピッタリです。また、よりコーディネートをシックにまとめるため、能作の箸置き「月」と、輪島塗の高級箸、「上塗楕円箸」を合わせました。

 

シンプルな有田焼のお皿、TYスクエアプレートはほかにもたくさんサイズがございます。詳しくはこちらをご覧くださいませ。

これさえあればシンプルライフ!有田焼のスクエアプレート

また、コーディネートで使用した箸と箸置きにつきましても、詳しくご説明したページがございますので、ご参考にしてください。

テーブルに添えるおしゃれなおもてなしのカタチ

ずっと使える、シンプルで上質な輪島塗のお箸

 

 

旬の食べ物は、おいしいだけでなく、栄養価も高いと言われています。

ぜひおいしい旬のものを、素敵なお皿でいただいて、山口素堂のように、舌でもこの季節を感じてください。

 

本日のおすすめ商品

お皿/SUZURI 正方皿/studio GALA

お皿/豆皿 土灰 たんぽぽ/東屋

お皿/TYシリーズ Square Plate 200 ホワイト/1616 arita japan

箸置き/月 5ヶセット/能作

箸/上塗楕円箸 黒/輪島キリモト