新米、さつまいも、栗、柿、キノコにさんま…日本の秋は美味しいものがいっぱいです!

そんな美味しい日本の食材を頂くならぜひ和食器で揃えてみてはいかがでしょうか。

柄モノや個性派の食器も多い和食器は、ちょっとコーディネートも難しそうですよね。

でも、テーマや一つメインの食器を決めて、そこから合わせてみると意外としっくりきます。

日本人の暮らしに昔から馴染んでいる食器たちなので、個性的に見えても並べてみると意外と仲良しだったりしますよ。

 

本日は日本デザインストアでお取り扱いしていますたくさんの和食器の中から、「白×青」と「赤」をテーマに2タイプの和食器コーディネートを作ってみました!

みなさまの食卓コーディネートの参考になれば幸いです。

 

テーマを決めてすっきりと 和食器コーディネート

和食の基本と言えば一汁三菜。

今回ご紹介するコーディネートも一汁三菜を意識して「ごはん茶碗・汁椀・主菜のお皿・副菜のお皿(×2)・箸・箸置き」の7種類の和食器を揃えました。

当店は「和モダン」な食器を多く取り扱っておりますので、和食器コーディネートもどこかモダンに仕上がりました。

 

白×青がテーマ 毎日の和食器コーディネート

ご飯茶碗・・・花茶碗 ハナカザリ 大 (東屋

汁椀・・・めいぼく椀 ぶな 中 (薗部産業

主菜のお皿・・・ラウンドプレート 200 (1616/arita japan

副菜のお皿(りんご)・・・印判小皿 九曜 (東屋)

副菜のお皿(漬物)・・・印判豆皿 ひょうたん (東屋)

箸・・・黒檀の箸 (若畑唐木製作所)*写真は現行モデルとデザインが異なります。

箸置き・・・ (能作

 

まずは和食器の定番「白×青」の食器を使ったコーディネートから。

白い背景に青で柄を描いたお皿は北欧風な雰囲気もあり、どこか懐かしさもある食器です。

当店でもたくさんの白×青の食器をお取り扱いしているのですが、本日はその中から東屋の波佐見焼の食器をチョイスしました。

ご飯を彩るのはころんとした形がかわいらしい東屋の花茶碗。お茶碗の内側のちょうどご飯がかぶるくらいの高さまで柄が入っていて、食べるときにもちょっと楽しいですよ。

ころんとした花茶碗に合わせて、汁椀はぽってりとしたフォルムのめいぼく椀を合わせました。

副菜のお皿にも同じ東屋の印判豆皿印判小皿を使いました。白×青が爽やかさとノスタルジックな雰囲気をプラスしています。

メインのお皿はコーデを一気にモダンに仕上げてくれる1616/arita japan のラウンドプレートにしました。すっきりとした白色のシンプルなお皿であか抜けた印象に。

お箸はコーデを締めてくれる美しい艶の黒檀のお箸がしっくりきます。現在は六角形のおめでたいお箸のデザインとなっています。

 

そして箸置きはシックな印象のにしました。錫の落ち着いた輝きがコーデに洗練された印象を与えてくれます。

 

白×青のちょっとほっこりした印象の食器に洗練された雰囲気の有田焼のお皿を合わせて、まさに「和モダン」なコーデにしてみました。

この和食器コーディネートはメインのお皿次第でかなり印象が変わります。

白山陶器ブルームシリーズのプレートを合わせると一気に北欧風に。

永峰製磁(えいほうせいじ)の和モダンシリーズを合わせると統一感のある和風コーデに。

お気に入りの組み合わせを見つけたら、一つだけ変えてみると軽いイメージチェンジができますよ。ぜひ試してみてください。

赤がテーマ ちょっと特別な日の和食器コーディネート

ご飯茶碗・・・平茶碗 レッドライン AB-9 (白山陶器)

汁椀・・・具沢山汁椀 本塗 朱 (WDH

主菜のお皿・・・なます皿 チューリップ文輪花 (amabro

副菜のお皿(左上)・・・和モダン 小皿 市松 赤 (永峰製磁)

副菜のお皿(右下)・・・和モダン 小皿 青海波 赤 (永峰製磁)

箸・・・手彫り沈金箸 青海波 (橋本幸作漆器店

箸置き・・・クリンクル 箸置き 金 (セラミックジャパン

お敷・・・1尺 正方切立盆 漆黒 (日本デザインストア

 

こちらはちょっとおめでたい日にも使えそうな「赤」がテーマの和食器コーディネートです。

紅白といえば、日本を代表する色の組み合わせ。国旗もそうですし、入学式や卒業式などの大切なイベントの際は紅白の幕が張られていますよね。

そんなおめでたい色合わせに金をアクセントに入れて、よりめでたく、でもどことなくモダンに合わせてみました。

このコーデの主役はうるしならではの艶が見事なWDHの具沢山汁椀。この美しい艶の汁椀に合わせるコーデを作りたくて、全体的に赤色の食器を選びました。

ご飯茶碗には、つやつやの白磁に赤い手書きのラインがリズミカルな白山陶器の平茶碗を合わせました。大きな具沢山汁椀にも負けない浅くて広い形もポイントです。

主菜には煮物も載せられるNAMASUの中鉢をチョイス。淡い赤色で空想上のチューリップを描き、金彩の鳥でモダンな雰囲気をプラスしました。

副菜のお皿には、日本古来の柄を真ん中に配した永峰製磁の和モダンシリーズから、市松と青海波の2種類を選びました。どちらもおめでたい柄なので、お祝いの席にもピッタリです。

そしてお箸には輪島塗のお箸、青海波がピッタリです。輪島塗ならではの美しい艶に、金箔を埋め込んで作った青海波の模様がそっと輝きを添えます。副菜のお皿と柄を合わせてみました。

最後に箸置きにはマットな金色がモダンなクリンクルの箸置きを。和食器の中に並べると、折り紙のようにも見えますね。

 

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以上、美味しい日本の秋をもっと楽しむための和食器コーディネートのご紹介でした。いかがでしたか?

ちょっとマンネリ化してしまいそうな和食器コーディネートも、一つ変えてみたり加えてみたりすると一気に雰囲気が変わりますよ!

ぜひ素敵な和食器でオリジナルのコーディネートを作ってみてください。