日本デザインストアのギフトアイテムとして新たに仲間入りした今治タオル。

本日はその中から、今治謹製の「至福タオル」のご紹介です。

このタオルが「至福」という名前なのは、特別な綿と今治の水に理由がありました。

 

至福タオルを至福たらしめるもの

世界三大高級綿「新疆綿」とは?

新疆綿(しんきょうめん)とは、中国の新疆ウイグル自治区で栽培されている綿のこと。アメリカのスーピマ綿、エジプトのギザ綿と並び世界三大高級綿の一つです。

特長はその毛足の長さ。世界で最も毛足の長い綿と言われています。

毛足が長いため、糸にする際、繊維をつなげる節が少なくてすみます。節が少ないのでざらつきの少ない滑らかな布になるのです。

 

また、天然の油脂分が多いため、シルクのような光沢があることも特長です。

新疆で生産されている綿花のうち、毛足の長い超長綿はわずか5%程度。

美しい光沢と滑らかな肌触りが特長の希少な新疆綿の長綿は、高級シャツや高級シーツに使われています。そんな綿で作られたタオルは、まさに至福のなめらかさ!

 

さらに、希少な綿を柔らかなタオルに仕上げるのに必要なのが、豊かな今治の水です。

至福タオルに欠かせない 今治の良質な水と糸

今治タオルの特徴の一つが先晒し先染め(さきさらしさきぞめ)です。

これは、タオル生地を織り上げる前に、糸の段階で晒し、また染めてから生地にするという製法のこと。

実はコットンから糸を紡いだ段階では、糸の色は生成り色をしています。その糸から不純物を取り除き(精練)白くすること(漂白)を糸を「晒す」といいます。

先晒しはタオル生地に優しい製法と言われ、また見た目にも美しいことが特長です。

 

タオルを作り上げるのには、この晒しの段階、染めの段階、また糊をつけて織り上げたあとの糊抜きの段階と、多くの工程において水が使われてるのです。

そのすべての工程において至福タオルは今治の軟水を使っています。

今治の水は蒼社川(そうじゃがわ)の伏流水。蒼社川の伏流水は不純物がすくない軟水として知られています。

この今治の柔らかい水が希少な綿の特性を引き出して、至福の肌触りのタオルへと仕上げているのです。

 

先晒しタオルは水を吸わない?

生地を織り上げてから最後に晒して洗い上げる後晒しと違って、先晒しは吸水性が低いと言われることもあるようですが、そこは信頼の「今治タオル」ブランドですからご心配なく。

タオルの断片を水につけてから5秒以内に沈むこと、という吸水性試験や、その他堅牢度などの様々な試験を合格した商品にのみ、今治タオルブランドの商標を付けることが許されるのです。

至福タオルももちろん、認定を受けております。(認定番号:第2012-464号)

タオルがグッドデザイン賞受賞!?

今治謹製のタオルはどれも美しい木箱入り。

至福タオルは銀箔で「Shifuku Towel 今治謹製」という文字と「今」という字のロゴが押してあるシンプルな木箱です。

日常品であるタオルを木箱やラベルなどのパッケージを用いてトータルブランディングして高級な贈答品にしたことが評価され、2017年木箱入りタオルとして初めてのグッドデザイン賞を受賞しました。

至福タオル以外にも、当店でお取り扱いしているすべての今治謹製のタオルが受賞対象となりました。

 

贈られた方に福をもたらす至福タオル

至福タオルは縁起の良い金と銀がアクセントに使われています。

パッケージには可愛らしい金の鈴付きのラベルが!

鈴は「幸せを呼ぶ」縁起物。きっと、大切な人へ福をもたらしてくれることでしょう。

最高級綿を使った柔らかく丈夫なタオルなので、とくに出産祝いにおすすめです。

また、「至福」の名を冠するタオルですので、結婚祝いや引き出物にもピッタリですね。

もちろん、ご自分へのご褒美に高級タオルを選ぶのも素敵ですね!

 

至福タオルがあなたに、そしてあなたの大切な人に幸せをもたらしてくれますように…