輪島塗の楕円箸 贈り物にもふさわしい高級な夫婦箸セット

輪島キリモト

ずっと使える、シンプルで上質な輪島塗のお箸

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[輪島キリモト]楕円箸

税別: ¥5,600~

  • オリジナルセットあり
  • 別売化粧箱あり
  • 日本語の説明書付き
  • 英語の説明書付き

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おしゃれな輪島塗のトップブランド、「輪島キリモト」より、シンプルで上質な輪島塗の高級なお箸のご紹介です。箸の木材は石川県輪島の山で伐採された「ヒノキアスナロ」、箸の仕上げは「天然漆」そして、箸の形は使い勝手を考慮した珍しい「楕円型」です。

一見これ以上ないほどシンプルな作りのお箸ですが、この一膳のお箸の中には古くからの輪島塗の歴史と知恵が詰まっています。古くから最高級の日用品として親しまれてきた輪島塗のお箸。結婚祝いのプレゼントにも最適な輪島塗の高級夫婦箸の魅力を、当店バイヤーがお伝えします。

輪島キリモトの楕円箸と鋳心ノ工房の箸置き

シンプルで上質なお箸が使いやすい

お箸は必ず毎日手にふれるもの、そして未来の自分を作る「食べ物」を口に運ぶもの、そう考えると、上質でお気に入りのものを使いたいと思いませんか?

輪島塗の高級なお箸は少しお値段が高いかなと思っても、実は使う頻度で考えたらお洋服や靴よりも断然頻繁に使うもの。良いお箸を一膳用意すれば、365日毎食使用しても、3年から5年、丁寧に扱えば10年以上も使えると言われています。

毎日毎食、輪島塗の上質なお箸を使っているとご飯も美味しく感じられ、さらに愛着が湧いて来るもの。箸を上げ下げするだけで、幸せな気分になれたらなんて素敵なことでしょうか。日常生活の中で毎日使用するものだからこそ、食卓で使うお箸は少し贅沢をしても良いアイテムだと私たちは考えています。

輪島キリモトの楕円箸をもっている様子

ヒノキアスナロ天然木を贅沢に使用

輪島キリモトの輪島塗箸「楕円箸」は、輪島キリモトの地元輪島でとれる天然の檜翌檜(ヒノキアスナロ)を使用して作られています。
輪島キリモトが創業当時は木地屋(「きじや」輪島塗をする前の器を作る工房のこと)であった原点に立ちかえり、安価な輸入材ではなく、地元材であるヒノキアスナロを選びました。

そして、なぜ「ヒノキアスナロ」かといいますと…それはヒノキアスナロの丈夫さ、堅牢性。輪島キリモトでは、お箸の素材として使う木材を伐採後10〜20年、ゆっくりと乾燥させ落ち着かせた素材を使用しています。木材を時間をかけて落ち着かせることにより、木地の質を向上させ、丈夫で長く使えるようにしているのです。

お気に入りの輪島塗のお箸の先が欠けてしまったり、ヒビが入ってしまったら悲しい…、そんな使う人の気持ちを考え、歪んだり傷つきにくい「ヒノキアスナロ」素材を選んだのです。

飾らない、上質なライフスタイルを送る方へ

高級な輪島塗のお箸をいつか使ってみたい、でも金の蒔絵が入った華美な輪島塗のお箸は普段使いしにくいな、という方もいるのではないでしょうか。輪島キリモトの輪島塗アイテムの一番の特徴は、なんといっても「使い勝手を考えたシンプルなデザイン」

せっかく高級な輪島塗のお箸を手に入れたなら、ぜひ毎日使って頂きたい!という輪島キリモトの代表桐本さんの想いの元、飾らない、でも丁寧に作られた上質なデザインに仕上がっています。

箸置きやティーポット、輪島キリモトの楕円箸などでテーブルコーディネイト

ちなみに、輪島キリモトの代表桐本さんは、芸術大学のデザインコースでデザインを学び、文具で有名なコクヨの意匠設計部を経て家業である桐本木工所へ入社したという経歴の持ち主。輪島塗楕円箸のシンプルで上質なデザインには、そんな桐本さんのものづくりへの哲学が込められているかのようですね。

輪島塗楕円箸は仕上げの違いで4種類

輪島塗の高級箸「楕円箸」は、まず仕上げ違いで2種類ございます。
1種類目の輪島塗箸は漆ならではの艶やかさが特徴の「上塗(うわぬり)」。つるりとした滑らかな仕上げが、輪島塗ならでは高級感を感じさせます。

2種類目の輪島塗箸はマットな質感が特徴の「蒔地(まきじ)」。蒔地とは、輪島地の粉(珪藻土を焼成粉末にしたもの)を表面に蒔き、漆を塗り込むことで可能にした、傷のつきにくい仕上げのことです。手から滑りづらく、箸本体に傷がつきにくい優れものです。

そして「上塗」と「蒔地」それぞれに黒色と朱色の2色の輪島塗箸のご用意がございます。
お品物のラインナップとしては黒色が男性用、朱色が女性用となっており、それぞれ長さが異なりますが、もちろん黒色を女性がお使い頂いても素敵ですよ。

輪島キリモトの楕円箸を4種類並べた様子

輪島塗楕円箸がおすすめな3つのポイント

  1. 楕円形のフォルムが指に優しい

    実は楕円形のお箸はとても珍しいという事をご存知でしょうか。
    手に持った時の使いやすさから、その昔は輪島地方で主流だった楕円形の箸。しかし楕円形の箸は、1本1本職人が材料を削り出して作るという方法。も四角や丸の箸を作るよりも職人の技術と時間がかかることから、時代が経つにつれて作る職人が少なくなり一度は生産が途切れてしまったお箸でした。

    輪島キリモトの楕円箸の形状

    しかし、やはり使い勝手の良さから長年愛されてきた輪島塗の楕円箸。そんな楕円形の箸を再び世に出して欲しいという、石川県工業試験場トライアルセンターからの依頼を受け、再び輪島キリモトが復活させたのです。

    楕円形の箸は人間工学的にも持ちやすく手にしっくりと馴染みます。持ってみると、丁度平の部分が良い支えになり、安定します。職人技と手間暇がかかるため、輪島塗箸のお値段はお手頃ではございませんが使えばその高級感、使い勝手の良さを実感できます。

  2. 漆には高い抗菌作用がある

    輪島キリモトの楕円箸は漆塗り。日本の伝統的な素材、漆。漆には高い抗菌作用があるのをご存知でしょうか。

    「抗菌」ときくと化学薬品や添加物をイメージするかもしれませんが、実は天然100%の漆には抗菌作用があるのです。
    金沢工大環境・建築学部の実験で、漆器に付いた大腸菌は24時間後にほぼ死滅するなど、漆に優れた抗菌効果があることが実証されました。
    漆は古くから防腐、防虫効果があると言い伝えられてきましたが、プラスチック樹脂など現代の生活で使われている素材と比較した結果、大きな効果が確認されました。

    漆の抗菌作用が科学的に証明されたことで、・小さなお子様が使う育児用の食器
    ・体が弱いお年寄りのための食器
    ・学校や病院などで使う食器
    として積極的に漆器を活用していこうという取り組みが漆器産地ではじまっています。
    見た目に美しく、衛生的にも優れた輪島塗・漆塗りのお箸を、日々の生活に取り入れ、古き良き漆の伝統に立ち返ってみませんか?

  3. 輪島塗箸はシンプルなデザインで飽きが来ない

    輪島キリモトの輪島塗楕円箸の見た目はいたってシンプル。そこに奇をてらった形や華美なデザインは一切見られません。

    輪島塗楕円箸のデザインの特徴は、箸の素材、漆の塗りに自信があるからこそ成し得る「シンプルな美しさ」。長く使い続ける箸に必要な「丈夫さ」と、毎日使うからこそ必要な「使いやすさ」を兼ね備え、箸のスタンダードとなり得る「潔いほどのシンプルなデザイン」にたどり着きました。
    使えば使う程に愛着がわき、手に取る喜びがあるワンランク上の箸をどうぞ末永くご愛用下さいませ。

高級な輪島塗の夫婦箸はプレゼントに最適

輪島キリモトの輪島塗楕円箸は当店でのご紹介以来、結婚祝いのプレゼントにと多くご注文を頂いております。

シンプルで飽きの来ない上質な夫婦箸は、良いものを長く使いたいという大人のカップルに最適。結婚祝いのお品物としてだけでなく、長年寄り添ったご夫婦への贈り物としても素敵ですね。
また、海外出張やホームステイ先へのお土産として、外国人カップルへのクリスマスプレゼントとしてご購入頂く方も多いんですよ。

生活の必需品でありながら、なかなか自分では購入しない「高級な輪島塗の夫婦箸」は、プレゼントにピッタリな和の逸品です。

輪島キリモトの楕円箸の化粧箱とペアの箸が並んだ様子

輪島塗の老舗 桐本家、輪島キリモトの挑戦

「輪島キリモト」とは江戸時代後期から約200年以上、7代にわたり木や漆器の仕事に携わってきた桐本家が、平成16年の日本橋三越本店への出店を契機に立ち上げたブランド。
江戸時代後期から明治にかけては輪島漆器製造販売を営んでおり、昭和の初めに初代桐本久幸が木を刳ることを得意とする朴木地屋を創業しました。

二代目俊兵衛は昭和30年代後半から特殊漆器木地をはじめ、和室、洋室家具全般の製造を開始。その際、安定した木材料の確保や創造性あふれる職人とのコラボレーションを実現しました。
三代目泰一は、プロダクトデザインを学び、企業でオフィスプランニングに携わった後、輪島に帰郷。木地業の弟子修行を4年半行い、代表者である俊兵衛の経営補佐をしながら、木地業からの造形提案、デザイン提案、漆器監修などを始めました。
そして平成16年に日本橋三越本店への出店を契機にブランド名「輪島キリモト」と工房名「桐本木工所」を合わせた総合創作工房を創設しました。

近年では東京・日本橋三越本店、新宿のリビングデザインセンターOZONE 4階 monovaにも出店。
その技術力やデザイン性が認められ、製品「漆の名刺入」「小福皿シリーズ」「ギャラリーわいち」ではグッドデザイン賞を受賞しています。

また、和菓子の老舗「とらや」や、フランスの革製品ブランドの「ルイ・ヴィトン」など、伝統を継承しながらもジャンルと国を越えたコラボレーションを行っています。
「少しでも多くの人々に漆を知ってもらい、使ってもらえるものを創りたい」という思いのもと、木や漆を日常的に使ってもらえるようにと、さまざまな可能性に挑戦しています。

桐本俊兵衛氏と桐本泰一氏の顔写真

輪島キリモトの卓越した技術力

漆は欧米では「japan」と言い表されるほど、日本を代表する伝統工芸品。その中でも最高級の日用品として古くから親しまれているのが「輪島塗」です。輪島キリモトが生み出す漆製品の魅力は、その「塗り」の技術。職人が丁寧に何度も繰り返し塗り重ねられた漆には、やさしい風合いと上品な艶が特徴です。
輪島塗の技術は器や小物だけでなく、建築内装材や家具のオーダーなどにも活かされています。

職人により一点一点手作り

輪島キリモトの商品は職人が一点一点手作りをしています。
また、現代のライフスタイルに合わせ、長く使えるようにと考えられた機能とデザインの融合は輪島キリモトならでは。
丁寧に漆が塗られた輪島塗のお箸は、触れるとしっとりとした手触りで、口当たりも滑らか。 機械製品やプラスチックでは味わえない独特の深みある質感を実感できます。
上質だけれど程よい可愛らしさのある輪島塗のお箸はプレゼントにも最適です。

輪島キリモトの作業場風景

輪島キリモトの受賞歴

  • 2007 グッドデザイン賞 商品デザイン部門「漆の名刺入れ」
  • 2006 グッドデザイン賞 商品デザイン部門「小福皿シリーズ」
  • 2003 石川TOYP大賞
  • 2001 石川デザイン賞
  • 2000 グッドデザイン賞 新領域デザイン部門「ギャラリーわいち」

オーナーからのひとこと

「質の良い漆塗りの夫婦箸を、友人の結婚祝いに贈りたい」そう考えたときに、以下の3点の条件を考えました。
・シンプルなデザイン
・長く使える丈夫さと使いやすさ
・上質な漆塗りの仕上げ
そして、この3つの条件を見事にクリアしたのが輪島キリモトの輪島塗の楕円箸でした。まずは友人用に購入し、そのあと当店でもご紹介をさせて頂く事となりました。

一見シンプルなデザインのお箸で、何が特徴なのかな?と思うかも知れませんが、特筆すべきは楕円の形と上品な仕上がり。楕円の形は持ちやすく、手に程よくフィットします。漆塗りの仕上げはツヤのある上塗と、マットな蒔地。私は漆塗りらしい艶やかな上塗の夫婦箸を選びましたが、ナチュラルなテイストがお好きな方には蒔地もお喜び頂けるかと存じます。

シンプルで上質な物をすこしだけ…という大人のカップルへの贈り物にも最適な輪島塗の箸・夫婦箸です。

楕円箸が化粧箱に入った様子

その他にもおしゃれな夫婦箸セットをご用意しております

日本デザインストアでは輪島キリモトの輪島塗楕円箸の他にも、金箔が美しい「箔一の箸・箸置きセット」や天然木・天然漆の高級箸「橋本幸作漆器店の輪島うるし箸」など、プレゼント・贈り物に相応しいおしゃれな夫婦箸セットを多数ご用意しております。



ご注意事項

  • ※使用後は一般的な食器と同じように、中性洗剤と柔らかな洗剤で洗って下さい。
  • ※本商品は全て職人の手仕事によるお品物のため個体差がございます。予めご了承のうえご購入下さい。